自己破産をすべき人や状況

Posted 5 月 10th, 2009 by かぶとむし and filed in 自己破産のメリット、デメリット
Comments Off

自己破産は、誰でも行うべきものではなく、どちらかというと相当追い込まれた状況でやむなく利用する人が多い制度です。
その人の状況によって、自己破産するのに向いているか向いていないかが決まってくると言えます。

人格や性格の問題ではなく環境、状況といったものによって、自己破産が向いているかどうかというのが決まってきます。
例えば、財産を持っていない人は、失うものはないので自己破産に向いているといえます。
簡単に手続できますし、一番楽な自己破産といえるでしょう。
そのため、財産を持っていない人は自己破産を選択する場合が多いようです。
20万円以上の金銭に換えられないものは手元に残しておけるという点でも、かなり有利といえます。

次に自己破産向きなのは、収入が不安定な人です。
安定した収入があれば、自己破産より特定調停などの方法をとるほうがいいのですが、無職であったり、安定した収入がない人は、そういった方法を選ぶことができません。
収入が不安定な人は、自己破産しか選択の余地がないのです。

そして何より、自己破産には、自己破産後に受ける制限という最大の問題点があります。
破産手続開始決定から免責が決定する数ヶ月の間、資格制限されるために一定の職に就くことができなくなります。
その資格制限の中に入っている場合には、事実上退職する事になるでしょう。
自己破産に向いているのは、そういった職業についていない人の場合と言えます。

自己破産のメリット

Posted 4 月 19th, 2009 by かぶとむし and filed in 自己破産のメリット、デメリット
Comments Off

社会的にみて、自己破産はかなり無責任な行為とみなされます。
自分で作った借金を、自分で払えないから帳消しにしてくれと頼むわけなので、当然のことでしょう。

もちろん、すべてが自己責任であると言い切ることはできません。
悪徳業者にだまされたなどというケースも多くあります。
ただ、間違いなく自分自身でもかなり惨めな思いをしてしまうでしょう。
それでも、自己破産によって得られるメリットがあるため、そういった制度を利用するです。

当然ですが、自己破産すると借金を払わなくて済むようになる、というメリットがあります。
また、自己破産の場合、所持している財産が債権者に分配されますが、全ての財産を失うことはありません。
99万円までの現金、家財道具に関しては、失うことなく手元に残す事ができるのです。
自由財産と呼ばれるこういった財産は、再出発のための費用に充てることができます。

他にも、自己破産は誰でもできる、というメリットがあります。
無職の人やフリーターでも自己破産はできます。
安定した収入がないと厳しい他の借金整理に比べ、自己破産は誰でも可能です。

また、自己破産のメリットには、支払いの一時停止及び取立ての禁止という点もあるでしょう。
自己破産を申し立てている相手に対して取立てを行う事は、法律で禁止されます。
そのため、厳しい取立てで精神がおかしくなりそうな場合、自己破産をすることによって、
苦しい状況での一時しのぎができるという効果もあります。

自己破産のデメリット

Posted 3 月 30th, 2009 by かぶとむし and filed in 自己破産のメリット、デメリット
Comments Off

自己破産という制度は、返済が不可能と判断された借金を帳消しにすることです。
自分で作った借金を支払わずにすむわけなので、ある意味とても都合の良い制度と言えます。

しかし、当然ただで借金がなくなるわけではありません。
自己破産を行う事で生じるデメリットもたくさんあるのです。
もしそれがなければ、簡単に借金を踏み倒せることになり、そもそもキャッシングという制度自体が成り立たないでしょう。

まず、財産の処分というデメリットがあります。
これは妥当だと思いますよね。
持っている財産を借金返済に充てるのは当然のことといえます。
ただ、他の借金整理の場合は、例えばマイホームなどは手放さなくていいこともあるので、自己破産独自のデメリットと言えるでしょう。

次に、ブラックリストに載るというデメリットがあります。
このブラックリストに載ってしまうと、向こう5~10年の間ローンを組むことができなくなります。
また、クレジットカードも使えなくなってしまいます。
ローンが組めないので、車などの大きな買い物が難しくなります。
しかし、自己破産した時点でお金はないわけですから、これはそれほどデメリットとはいえないかも知れません。

やはり保証人に迷惑がかかるということが一番のデメリットになるでしょう。
というのも、自己破産で免責を認められると、もしその借金に保証人が付いていた場合は、その保証人に支払い義務が発生するのです。

借金は消えないのです。
自己破産した場合、その債務者に支払う必要がなくなるというだけです。
保証人がいる場合には、保証人に支払いの請求がいくのです。
自己破産の一番きついところは、このことにあります。